みなさんこんにちは!ブログを読んでくださりありがとうございます。SDGsチャレンジ部のみよーです。
今回はSDGsの3番、「すべての人に福祉と健康を」 について一緒に学んでいきたいと思います🙌
世界人口の半分が医療保険サービスを受けられない?
といっても、福祉と健康って具体的にどういうことなんだろう…?
日本に住んでいる私たちから見ると、少し想像するのが難しいかもしれません。
ですが、世界には、経済的理由で診察や手術を受けられない人も多くいます。
特に、途上国では十分な医療体制が整っておらず、深刻な問題を抱えています。
世界で基本的な医療保険サービスが受けられない人の数は、人口の半分、約36億5000万人いると言われています。
また、5歳の誕生日を迎える前に命を落としてしまう子供は、世界になんと毎年500万人以上。
そして、1日に数百人もの女性が、妊娠や出産時に発症した合併症により亡くなっています。開発途上地域における妊産婦死亡率は、先進地域の14倍です。
サハラ以南の南アフリカでは、未だにエイズやマラリアによる感染症が深刻です。
これらの原因は、水や衛生施設へのアクセスが難しいことや、医療スタッフの不足、医療物資の不足などです。
現在、約6億6300万人の人が安心して飲める水が身近にありません。そして、7億人もの人々が、改善されたトイレを使うことができません。
また、日本の医師の数は、国民414人に対して1人である一方で、世界では数万人に対して一人という国もあります。
(国連開発計画 駐日代表事務所公式サイト)
(日本ユニセフ 公式サイト)
(WHO)
(gooddo.jp)
きれいな水がなかったり、薬が足りなかったり、正確な知識がなかったり…。
適切な治療が受けられれば助かるはずの、多くの命が亡くなっているのはとても悲しいですね。
この現状に対して、各国の支援団体などが、医薬品やワクチンの開発費支援などの取り組みを行っています。
また、手洗いや公衆衛生に関する教育によって予防知識を増やす取り組みも行われています。
日本の企業も様々な取り組みを行っているのでぜひこちらも見てみてください。
↓↓
『SDGs 3 すべての人に健康と福祉を 取り組み事例6選』(https://miraii.jp/leader/sdgs/23)
私たちにできること
現在様々な支援団体が、寄付やボランティアの募集を行っています。
もちろん、そういった団体への少しの寄付や協力でも、救える命がたくさんあります。
でも、一番大事なのは、この現状を知ること。
知って、みんなで共有して、自分にできることは何かを考えることだと思います。
みんながこのことを忘れずに、今後の生き方を考えることができれば、一時的な支援で終わらずに、より良い世界を作っていけると思います。
そして、「途上国のことなんて少し遠い話だよ」と思っていた人も、まずは自分、身の回りの健康を大事にすることから始めませんか?
SDGs は途上国の人々のためだけの目標ではありません。
健康的な食事、睡眠、禁煙などなど…。自分や身の回りの人が健康的な生活を送れるようにすることも重要です。
また、日本では高齢化問題も深刻です。
そんな中、福祉が十分に行き届かない、といった現状も多くあります。この現状を見直さなくてはいけません。
先進国、途上国問わず、みんなが平等に医療福祉サービスを受けられる世の中を作れるかが、大きな課題です。
コロナウイルスの流行を経験した今、医療というものが、いかにありがたいか、私たちになくてはならないものなのかということを改めて感じた人も多いのではないでしょうか。
適切な治療が受けられるという環境を、“ありがたい”ではなく、みんなの“当たり前”になるように。私たちにできることは何か、考えていきたいですね。
少し短いですが今回は終わりにしたいと思います😌
ぜひ次回もお楽しみに〜!