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  • SDGsチャレンジ部 事務局

5.ジェンダー平等を実現しよう

皆さんこんにちは!ブログ読んでいただけますでしょうか。SDGsチャレンジ部のはじめです。本日は「5.ジェンダー平等を実現しよう」というテーマでやっていきます。皆さんも一緒に考えてみましょう。

1.ジェンダー平等とは何か~

ジェンダー(gender)とは、生物学的な性別に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のことです。たとえば、「料理は女がやるもの」って考えている人、いますよね?料理=女のシゴト。でも男で料理上手もいるのに?この性別がジェンダーです。

ジェンダー平等とは「飢餓のない世界を実現し、すべての女性、男性、女児および男児が、十分な食料を確保する権利を含め人権を確保するための前提条件です」

ジェンダー問題が解決されると、教育、貧困なども解決できる力を持っています。ジェンダーが不平等な世界は悲惨な事実が待っています。例えば、人道危機が起こると、食料不足と栄養不良は必ずと言っていいほど発生します。人道危機が女性、男性、女児および男児に対して与える影響はそれぞれ異なるため、ジェンダー不平等を悪化させることにもなり、それまで達成して来た開発の成果をくつがえす恐れがあります。つまり、ジェンダー平等を実現することは人道的以外からの面においても世界を輝かせるものであります。

2.ジェンダー問題の実情と数字から見た日本のジェンダー~

ジェンダー・ギャップ指数 日本は121位/144か国(2019年/世界経済フォーラム)

ジェンダー不平等指数 日本は19位/155か国(2018年/UNDP)

ジェンダー開発指数 日本は19位/160か国(2018年/UNDP)

ジェンダー・エンパワーメント指数 日本は57位(2009年/UNDP)

国会における女性議員の割合 日本は158位/193か国(2018年/列国議会同盟)

男女の幸福度 日本では女性の方が男性より8.2%幸せだと感じている(2014年/世界価値観値調査)

「女性の幸福度マイナス男性の幸福度」日本は世界1位(2010年/世界価値観値調査)

日本のジェンダーは世界的に見てもギャップ指数などは低い状態ではあるが、開発・不平等・幸福度についてはかなり高い位置にいることが伺えます。日本は女性の幸福度が高いためジェンダー問題は女性主体ではなく、むしろ、男性の社会でのあり方にも異変が起きているのではないでしょうか。

3.世界のジェンダー問題についての紹介!

日本の話題をこれまで考えていきました。では世界のジェンダー問題はどうなのだろうか。世界には私達には考えが及ばないような問題が幾らも眠っています。

人身取引

人身取引はその被害者に対して多大なる肉体的・精神的ダメージを与える深刻な問題であり

国連薬物犯罪事務所(UNODC)によると、2012年から2014年の間に世界106の国・地域において、合計63,251人が人身取引の被害者となったことが報告されています。

近年、強制労働を主な目的とした男性の被害者数が増加傾向にあるものの、依然として被害者の大半を占めるのは女性・女児です。

2014年のデータによると、報告されている17,752人の被害者の内、51%が18歳以上の女性、20%が18歳未満の女児であり、被害者全体の内71%が女性または女児であったことが明らかになっています。

児童婚

・世界では、約7億5,000万人の女性と女の子が18歳未満で結婚しており、そのうち3人にひとり以上(約2億5,000万人)が15歳未満で結婚している。

・児童婚の程度は国によって大きく異なるが、児童婚を経験した女性と女の子の42%が南アジア、26%が東アジアと太平洋地域、17%がアフリカで暮らしている。

・児童婚は全体的には減ってきてはいるが、その減少の速度は緩やか。特にアフリカでは急激な人口増加にその減少率が追い付かず、児童婚を経験する子どもの数は2050年までに現在の1億2,500万人から3億1,000万人に増加する見込み。

4.ジェンダーを実現するには!

ジェンダーを実現するにはどのようにしたらよいのでしょうか。解決策として挙げられることは

・ジェンダー問題を解決しようとしている国際機関を支援しましょう。

・ジェンダー問題について興味を持ち、SNSで発信しよう。

ざっくりいうとこの二つです。ただし、いきなり支援はという方もいらっしゃると思うのでまずはジェンダー問題について興味を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。

さらに皆さんに考えてもらいたいのは男女の価値観です。

 私達も知らぬ間に男性は男性らしく女性は女性らしくといった価値観を持っています。例えば、皆さんも小さい頃に男は泣いてはダメだとか、女の子だから言葉遣いを気をつけなさいなどと言われた人もいるのではないでしょうか。

しかし、そのような考え方はその人間の持っている性格を潰してしまうかもしれません。人生は否定するよりも認め、認められる関係になっていった方がよりよい社会になると思います。

参考資料 ユニセフの主な活動分野|ジェンダーの平等 https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_act02_01.html

男女格差を表すジェンダー・ギャップ指数、世界と日本を比較しよう

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